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胃カメラの口から?鼻から?

胃カメラはカメラを口から挿入する経口胃内視鏡と、鼻から挿入する経鼻胃内視鏡があります。一般的な胃カメラは口から胃カメラですが、鼻からの胃カメラでは嘔吐反射を減らすことが可です。口からの場合鎮静剤を使用することで、負担の少ない内視鏡を受けることも可能です。それぞれ一長一短あり、胃カメラを受けられる方がそれぞれの判断で決めていただくことになります。

※東広島市の指導により、元気すこやか健診の胃カメラは鎮静剤を使用することはできません。そのため選択肢は鎮静剤を使用しない口からまたは鼻からの胃カメラになります。鎮静剤を使用する胃カメラは保険診療になりますので、ご希望の方は一度当院を受診してください。

口から胃カメラを受ける際の選択肢としては鎮静剤を使用するかどうかが大きなポイントです。現在東広島市のがん検診(元気すこやか健診)で胃カメラを受ける際には、行政からの指導により鎮静剤を使用することができません。通常の保険診療であれば鎮静剤を使っての胃カメラも可能です。

①鼻から胃カメラに比較し、検査時間が短縮可能(1分弱程度)

②鎮静剤を使用することで、ほぼ検査中に意識が消失した状態で胃カメラを受けることができる。

①鎮静剤を使用しない場合、嘔吐反射で辛い検査になることもある

②鎮静剤を使用した場合、検査後30-60分の安静が必要

③鎮静剤を使用した場合、同日の運転や高所作業などは禁止となる

④鎮静剤を使用するリスクを考慮する必要がある

鼻から胃カメラの最大のメリットは舌根を通らずに胃カメラを食道と胃に誘導でき、嘔吐反射が起きにくいことです。そのため原則鎮静剤は使用しません。以前は鼻から胃カメラの場合、カメラの画質が悪いことが難点でしたが、当院で採用している新型のEVIS X1システムでGIF-1200N胃カメラを使用した場合、高い解像度での観察が実現可能です。

①嘔吐反射が起こりにくい

②検査後の制限がなく、結果説明後すぐに帰宅可能

①狭い鼻腔を胃カメラが通過するため鼻出血や鼻の痛みの原因となる

②鼻腔が狭く胃カメラが通らなかった場合、口から胃カメラに切り替える必要がある。

嘔吐反射が強く、鎮静剤の使用に抵抗がある方は鼻からの胃カメラをお勧めします。記憶をなくして、完全にリラックスした状態で受けることをご希望の場合は鎮静剤を使用した口からの胃カメラをお勧めします。不明な点や不安なことがあれば何でもご相談ください。

※東広島市の指導により、元気すこやか健診の胃カメラは鎮静剤を使用することはできません。

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