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健康診断内視鏡大腸悪性腫瘍
大腸がん検診は結局受けた方がいいの?
日本では大腸がんは年々罹患率(診断される人)と死亡率が上昇傾向であり、消化器内科医としてはなんとかしたいという思いがあります。そのためには皆さんに内視鏡を受けて頂くため、検査のハードルを下げていきたいと思っています。しかし魚のいない所で釣り...
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内視鏡悪性腫瘍胆嚢胆管
胆嚢ポリープ:どうやって判断すればいいの?
腹部超音波で偶発的に発見される所見の一つとして胆嚢ポリープが挙げられます。ポリープとは突起状の構造のことを表現し、胆嚢の中の突起を胆嚢ポリープと言います。胆嚢ポリープのほとんどはコレステロールポリープであり、良性の突起です。しかし、稀に胆嚢...
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悪性腫瘍膵臓
膵嚢胞を指摘されたら、どうしたらいいの?
膵臓に袋状の構造物である嚢胞を指摘されて消化器内科の専門外来を受診される方がいます。膵嚢胞は基本的に症状がなく、偶発的に検査で発見される場合がほとんどです。膵嚢胞はほとんどの場合、悪性の組織ではないですが、まれに膵臓がんを合併する場合があり...
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悪性腫瘍膵臓
膵臓がんのリスク因子とは?
膵臓がんは全てのがんの中で最も進行が早く、予後の悪いがんの一つです。私の専門も膵臓がんなどの内視鏡治療です。テレビで著名人が膵臓がんと診断され化学療法(抗がん剤)を開始するニュースや訃報を見たりすると胸が苦しくなります。膵臓がんは症状が出た...
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ピロリ菌胃
ピロリ菌の疫学:感染の背景や除菌後に再感染するのか?
ヘリコバクター・ピロリ菌は胃の中に住み着く菌で、胃がんの明確な危険因子であることは以前の記事で紹介しました。タバコと肺がんの関係のように、早い(若い)段階でピロリ菌の感染の有無がわかれば、より高い除菌治療のメリットを享受できます。ピロリ菌で...
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